Maceio / Part.1
予定より一日延長して、今日、マセイオから帰ってきました!
素敵な人たちとの出会いあり、ちょっと予想外の出来事あり、それでもとってもとってもハッピーな旅でした!
マセイオまではヘシフェよりバスで4時間ほど。失礼な話だけれど、ブラジルで長(中)距離バスに乗るぞ!とちょっと気合いを入れていたのに、かなりゆったりとしたシートにトイレ付きのバスで、快適な4時間の旅でした。(冷房がききすぎていて、ちょっと寒かったけど。。)
隣の席には、子供連れのお母さんが座っていた。子供用の席は取っていないらしく、3−4歳の男の子を膝の上に乗せての4時間の旅。とってもおとなしい子で、お母さんのいう事をちゃんと聞いて静かに座っていた。
私の持っていたストローがかなり気になっていた様子なので、一本あげるとそれを、下車するまでしっかりと握りしめて遊んでいた。そのお礼に、クッキーを一枚くれた!
またまた、若い友達もでき、快適なバスの旅ではあったけれど、それでも一つだけ焦ってしまたことは、途中の道路はかなりぼこぼこしていて、運転手は、追い越しをする事しか考えていないよう。猛スピードで飛ばしていく!そんなでこぼこ道にも耐えられるようになのか、トイレのドアがやたら固い!結局自分では開けられなくて、近くに座っている男の人に開けてもらった。。。
トイレをすませ(これもかなりの激しい揺れの中では大変な作業(笑))いざ外に出ようとしても、またドアが固すぎて開かない。半泣き状態になりながら、体当たりしてやっとの思いでトイレ脱出!ここまで固く閉める必要はないと思うのだけれど。。。
今回は友達の仕事も兼ねての旅という事で、バス停までお迎えがあり、ちょっといい気分!ビーチから2ブロックほど離れたところにあるこじんまりとしたホテルでのお泊まりでした!
初日は夕方までのんびりと過ごし、夕方から友達が以前働いていた聾児者援助団体に顔を出す事に。
この日はリオから講師を招いて手話の先生になるためのレクチャーがあった。レクチャー前に会場に出かけると、まずは子供達がマサミ!マサミ!と集まってきた!以前から知っている子もいれば、今回初めての子もいるらしかったが、日本語や、日本の手話を教えて〜!!っと、みんなが輝いた目でよってくる!
おまけに、写真をとってもいいか?ときいてくる子までいて、私までちょっと有名人気分(笑)。
手話を話す人の間では、それぞれにサインネームをつけ合うらしく(名前をいちいち綴っていては手間なのでだろう)、私のサインネームは何だと子供達に聞かれた。まだ持っていないと言うと、一人の男の子が一生懸命考えて私にサインネームをつけてくれた!
ブラジル手話(アメリカ手話でも同じ)での"A"は手をグーににぎり手の甲を自分にむけ親指をのばす。これが、Ayumiの”A"。
そしてその親指をほっぺにつけてクルクルッとほっぺに丸を書く。これが私のサインネーム!
友達のマサミはブラジル手話ができる。その横にちょこんとついている私は、彼らの手の動きを見てなんとか話についていこうとがんばってみた。(単語がわからないとどうにも理解出来ない言語に比べ、手話の場合は動作なので、所々予想出来るところもあったりするので、ちょっと分かった気になってみたりする。。。)
ポルトガル語は分からない!と言っているにもかかわらず、思いっきり同じペースで話しかけてくる健聴者と違って、ブラジル手話は話せないと言うと、一生懸命、手話とジェスチャーを混ぜて私にも分かるように話をしてくれるみんな!!
分かろう、分かってもらおう、という気持ちが、ばしばしと伝わってくる!
温かい心に触れて、大満足の一日目!
ホテルに帰り、2日目の予定をたて、おやすみなさい!
今日一日、素敵な出会いをありがとう!
つづく。。。
写真1:マセイオのビーチ
写真2.3:仲良くなった聾の友達!
<< Home